今年1月10日、第100回全国高等学校サッカー選手権大会の決勝戦が東京国立競技場で行われ、42,747人の観客の前で青森山田が大津に4-0で勝利した。
青森山田のキャプテン、松木樹生が今大会で見せたフットワークの良さは、まさにスター選手。 今、高い評価と才能を持つ若者は、学校サッカーを離れ、正式にプロサッカーの世界に足を踏み入れました。
日本サッカー潜入記」第18回目は、「日本一の高校生」と呼ばれる松木珠生さんにスポットを当てます。
注:このコラムでは、150年以上前の明治時代から日本サッカーのルーツを辿り、この150年間の日本サッカーの発展を紹介します。 毎号、学校サッカー、プロへの道、帰化などのテーマが取り上げられ、サッカーが好きな人なら、いつもと違う刺激を受けることができるはずです。
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高校生がプロの世界へ
キャリア初のゴールを成功させる
絶好調の松木珠生にとって、高校生活最後の試合となった。 大会終了後、JリーグのFC東京に移籍し、現日本代表の長友佑都とチームメイトになった。
「高校日本一」の異名を持ち、若くして日本の学校サッカー界にその名を轟かせた。 確かな基礎技術と卓越したフットワークで、幼い頃から同世代のサッカー選手とは一線を画す存在であり、日本の学校サッカー界で最も優秀な選手の一人であった。
今年2月18日、2022年J1リーグ第1節、FC東京がアウェイで川崎フロンターレと対戦した際、待望の松木珠生が背番号44のシャツを着てプロデビューする瞬間があった。
5月8日、FC東京のJリーグ第12節・福岡ワスプス戦でJリーグ初ゴールを決め、キャリア初ゴールとなり、サッカー人生の節目となった。 現在、東京FCで背番号44のシャツを着ている19歳は、チームのミッドフィルダーとして15試合に出場し1ゴールを記録しています。
学校サッカーから離れ、キャリアをスタートさせたばかりの松木珠生が、プロサッカー選手の環境で試行錯誤を重ね、さらなるレベルアップを図っている。 やがて「日本一の高校生」は、日本の男子サッカーチームのスタメンになる可能性がある。